浜口雄幸と小泉純一郎
浜口雄幸は第一次世界大戦の軍需費バブル崩壊を経験した後の1929年に首相になった。官僚出身だが根回しを行わない正面突破の政治手法で金解禁・緊縮(軍縮)政策を実行しライオン宰相と言われた。1930年に銃撃されている。その後を次いだ若槻礼次郎内閣で満州事変が勃発し、日中戦争へと歩んでいった。
小泉純一郎は第二次世界大戦後50年以上を経た時に生じたバブル崩壊後の2001年に首相になった。政治家の家系に育ち首相独断の内閣組閣、金融機関への公的介入・郵政民営化・イラクへの自衛隊派遣・規制緩和を行い、ライオンハートと言われている。2006年秋に首相をやめるとすると、その後の内閣はどうなっていくのだろう。
歴史は繰り返すというものの、人類の英知を信じたいところです。
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