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2006年9月15日 (金)

ノーベル経済学賞って・・・

数学者伊藤のレンマをもとに、ロバート・マートンとマイロン・S・ショールズがブラック=ショールズの定式化で1997年にノーベル経済学賞をとっている。

ブラック=ショールズ式ではオプションからの収益は、もとになる株と借り入れとの適切な組み合わせによって再現できるという。その両者の価格式を結合すれば、それがオプションの価格となる。

この理論は CAPM モデル、モジリアニ=ミラーの法則と並ぶ現代ファイナンス理論の三大成果とされ、デリバティブに関する理論的研究は大幅な進展を見せた。

オプション理論では不確実性にも価値があることを示し、オプション価格式があることで、「待つ」という判断の持つ価値も明確に理論化できるようになった。

1973年の業績を踏まえ、1997 年のノーベル記念経済学賞はマートンとショールズの共同受賞になった。

翌1998 年、運用面でもこの理論が大きな役割を果たしていた大規模ファンドLTCM が、アメリカの証券市場そのものを揺るがしかねない空前の損失を出して倒産し、デリバティブの危険さを身をもって証明することになってしまった。

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