« 営業思考 | トップページ | 20代、30代、40代 »

2012年5月 9日 (水)

資産運用方針

長期運用で資産が殖えにくく、金融資産は右肩上がりに殖えていく、その上昇スピードが落ちてきて、平均リターンは以前に比べ下がっている。

分散投資の効果が落ち、資産を分散することは投資の基本で、株式や債券の相関が高まる中、リスクコントロールが充分に出来ず、資産配分についての見直しが必要。

リスクとリターンの関係が、投資とはリスクを取ることで、リスクプレミアムからリターンを期待するものだが、リスクに見合うリターンが期待できるかも変わってくる。

円高が終わらない、外貨投資をしようとしても、円高になると為替の影響によってリターンにマイナスの影響が出て、現状の円高は外貨投資へのマインドを低下させる。

21世紀に入ってから、日本の個人投資家が資産を殖やす環境としては極めて難しい時期。

インデックスファンドで市場平均が実現できない。TOPIXでは東証一部の銘柄しかカバーされておらず、S&P500も500銘柄だけ。「インデックス=平均」と短絡的に考えるのではなく、インデックスと市場全体との関係について考えてみる必要。

日本株の低迷が続いている。円高、日本市場の特殊性、他の市場に比べ高いリスク(変動性)でリターンが低いという事実は、構造的な問題か。日本株マーケットの現状は投資マインドを冷え込ませる。

コモディティの先物に出現するコンタンゴ、原油、金といったコモディティの運用にコモディティの先物。先物というのは期日が決まっていて、その期日を将来に乗り換える(ロール・オーバー)のですが、その時に手前より先の方が高くなっていると(これをコンタンゴと言います)、乗り換えにコストがかかり、リターンを低下させます。コモディティマーケットがどんどん上がっているのに、ファンドはナゼかあまり上昇しない、その要因の調査が必要。

資産運用は数学の問題のように、答えが1つにバシッと決まらず、過去のデータと将来への見方を組み合わせて、リスクをコントロールし、運用利回りという結果を出そうとする極めて高度な意思決定なのです。

環境が刻々と変わる中、不都合な真実に対応するために、変えるべきことは変えて、変えてはいけないことは変えない。コツコツと投資を続ければいつか儲かる、シンプルな思考の前に、高度な運用知識と投資対象の選択が求められる。

|

« 営業思考 | トップページ | 20代、30代、40代 »