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2009年10月 4日 (日)

インフルエンザ(新型・季節性)の対応

1・インフルエンザにはA型・B型のウイルスがあります。

2・A型・B型とも何十種類ものウイルスがいます。

3・新型インフルエンザはA型のウイルスの一種です。(H1N1)

4・新型インフルエンザは弱毒性です。(2003年に出現した高病原性の鳥インフルエンザH5N1は致死率60%ですが、2009年夏でもまだヒトからヒトへの感染は認められていません。世界全体でも400例程度の感染例です。一方で新型インフルエンザの死亡率は現時点で0.―%です。新型のため騒ぎ立てられているのです。)

5・新型インフルエンザは世界初のもので今年になって日本に初上陸したため感染しやすいです。このインフルエンザは豚どうして感染していたものが、ヒトへ感染し、人同士でも感染するようになったものです。(1→1.6)

6・新型インフルエンザは1930年頃から北米で流行している豚インフルエンザに、ユーラシア系統の豚インフルエンザ、更には鳥ウイルスとヒト(HN2)香港型ウイルスの内部遺伝子が交雑してできており、4つのウイルス遺伝子の再集合体です。

7・新型インフルエンザも数年たてば通常の季節性インフルエンザとなります。

8・過去の新型インフルエンザでもスペインインフルエンザ・香港インフルエンザなど当初は免疫を持たない若年層の被害が多かったのですが、数年後になると相対的に抵抗力が弱い高齢者に被害が多くなりました。

9・感染予防・感染後の治療も季節性インフルエンザと何ら変わりません。

10・インフルエンザの一次予防はうがい、手洗い、マスクです。不要不急の外出をさけ、人混みにはなるべき出ないことも必要です。普段から咳をまき散らさないように気をつける必要があります。

11・常時内服を必要としている糖尿病や喘息などの持病があったり、抵抗力の弱いハイリスクの患者さんでは重症化に注意する必要があります。持病がなくても普段の健康管理には注意する必要があります。

12・インフルエンザ重症例ではウイルス性肺炎より細菌性肺炎や呼吸不全が多く見られます。これには抗菌療法の併用が効果的です。

13・学校では「必要に応じて」臨時休校や学級閉鎖も考えなければなりません。

14・急な発熱とともに咳やのどの痛みがでたり、インフルエンザの人と濃厚接触環境にある中での発熱の場合には、医療機関への受診が望まれます。一方で、熱もなく、症状もなければあわてる必要は全くありません。

15・2009年5月に兵庫県などで新型インフルエンザが流行した際の報告では11-20歳の患者が多く、高校生で特に多く、38.6-39.0度の発熱が多く、咳、鼻水、咽頭痛、頭痛、全身倦怠感が多かったようです。

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2009年10月 3日 (土)

メタボリック・ドミノ

生活習慣が悪いと・・・肥満になります。

肥満になると・・・インスリン抵抗性が高まります。

インスリン抵抗性が高まり、遺伝・体質の影響を受けると・・・高血圧・高脂血症・食後高血糖になります。

高血圧・高脂血症・食後高血糖が続くと・・・脂肪肝・インスリン分泌不全・糖尿病・マクロアンギオパチーを引き起こします。

ここまでくるとドミノは崩れだします。

ミクロアンギオパチーにもなり、糖尿病性の腎症、網膜症、神経症が来たされます。

更にはASO、脳血管障害、虚血性心疾患も起こります。

ついには透析、失明、起立性低血圧、ED、下肢切断、脳卒中、認知症、心不全まで至ります。

生活習慣病の自己責任説もここに起因するのでしょう。

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