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2015年6月 6日 (土)

食物繊維の心血管疾患リスク低下効果

BMJ2013;347でのコホート研究22論文(2つは日本の研究であるJACCスタディー、JPHCスタディー)の量反応性メタアナリシスによると食物線維摂取量が多いほどCVD−CHD(心血管疾患・冠動脈疾患)両疾患のリスクが低下していた。

一日7gの摂取増でCVD−CHDともにリスクが9%低下するとしている。

穀類や野菜に由来する食物繊維がCVD−CHDともに、果物由来の食物繊維がCVDのリスク低下に関連しており、食物繊維の種類や摂取源によって関連の強さが異なることから注意を要する。

食物繊維は大腸癌にも予防的な食事因子として知られている。

食物繊維を多く摂取する人は生活習慣も良好であり、そのバイアスが十分調整できていない可能性は否定出来ない。
また、食物繊維の豊富な食品には抗酸化物質、植物ステロール、リグナン、サポニンなどCVDに予防的に作用する可能性がある成分も含まれており、その複合効果の可能性も否定出来ない。
また今回の研究では通常の食事からの摂取に関するもので、サプリメントなどによる摂取を支持するものではないともしている。

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