2018年6月 6日 (水)

KCL基本チェックリストとフレイル

第52回日本成人病学会でのKCL基本チェックリストにより順天堂大学高齢回復期心臓リハビリテーション施行患者をフレイル群、非フレイル群に分けた調査において、フレイル群では女性が多く、BMIが低く、HbとAlbが低く、六分間歩行距離が低く、高齢者の栄養状態を示すGNRIも低かった報告がされています。

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2018年5月 5日 (土)

飲酒とガン

J Clinton Oncol2017.11.7オンライン版では口腔・咽頭がん、食道扁平上皮癌において非飲酒者と比べ多量飲酒者ではガンの相対リスクが5.13、4.95であるとメタ解析で示しています。

肝臓癌においては非飲酒者と比べ多量飲酒者ではガンの相対リスクが2.07であるとメタ解析で示しています。

口腔・咽頭がん、食道扁平上皮癌においては非飲酒者と比べ多量飲酒者ではガンの相対リスクが5.13、4.95であるとメタ解析で示しています。

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2018年4月10日 (火)

脳卒中と歯周病

Stroke2018;49:355-362のARIC(Atherosclerosis risk in communities)研究によると脳卒中の既往のない10362例のうち有歯登録者6736例において歯周病と虚血性脳卒中との関連を検討したところ、中央値15年の追跡期間中に299例が脳卒中を発症し、健康なPPC(歯周ポケット検査periodontal profile classes)-A群に比べて歯周病群(PPC-B〜G群)で虚血性脳卒中の発症リスクが上昇(年齢、性などで調整後)した結果が示されました。

ただ集中的歯周病治療が全身の炎症、高血圧、脂質及び血管内皮機能改善することはRCTで確認されているものの、歯周ポケット治療が脳卒中リスクを低減する仮説のRCTはまだ立証されていないので今後の試験結果が待たれるところです。

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2018年3月 3日 (土)

経口栄養経管栄養

第57回日本呼吸器学会2017で九州大学大学院歯科研究院の山下喜久教授による高齢者施設入所者343人の舌苔サンプルの調査報告では、経管栄養者(経鼻経管栄養、胃瘻)と経口栄養者では口腔細菌叢が有意に異なっていたとの解析結果でした。
そのうち経口栄養者16人と経管栄養者15人の追加調査では経管栄養者では一般に認められる口腔細菌の比率が少なかったとのことであり、98人に関する6ケ月後の調査では経口栄養者に対する経管栄養者の肺炎発症オッズ比は5.6、死亡3.6であり、誤嚥防止目的の経管栄養には疑問があり、口腔ケアによる口腔細菌叢の維持が必要だとのことでした。

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2018年2月 2日 (金)

オーラルフレイル

第59回日本老年医学会にて東京都健康長寿医療センター研究所の渡邊裕氏による都内1200人の多重ロジスティック回帰分析で、昨年より外出頻度が減少した群は咀嚼困難感、口腔乾燥感、1年以上の歯科受診が無いことと有意に関連している(p<0.001, p<0.007, p<0.015)と報告されています。

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2018年1月 4日 (木)

脳塞栓のリスク

中大脳動脈灌流領域に生じやすいとされる心原性脳塞栓の塞栓源に関するTOAST(Trial of Org 10172 in Acute Stroke Treatment, Stroke24:35-41,1993)Studyでは、
高リスク塞栓源として人工弁、MS+af、非孤立性af、洞不全症候群、LA内血栓、AMI(発症4週未満)、IEなどをあげており、
中等度リスク塞栓源として生体弁、MS(af無)、孤立性af、心房粗動、CHF、AMI(発症後4週から6ヶ月未満)、非細菌性血栓性心内膜炎をあげています。
これらでは二次予防としてNOAC、DOACなどの抗凝固療法やワルファリンや抗血小板療法が必要とされることがあります。

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2017年12月12日 (火)

スタチンによる脳卒中再発予防

J Am Heart Assoc2017:6:e005658では45000例の後ろ向きコホートにて、虚血性脳卒中発症後3〜6カ月以内のスタチン療法中止が、中止後1年以内の脳卒中再発のリスクと関連していると報告されています。
2013年ACC/AHAガイドラインにおけるアテローム動脈硬化による虚血性脳卒中の再発予防にスタチンを推奨していることと一致する報告でもあります。

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2017年9月 9日 (土)

誤嚥性肺炎と嚥下機能

高齢者の肺炎は誤嚥によるものが多く、70才以上の肺炎入院患者の7割以上は誤嚥性肺炎とも言われています。 笑うという動作が口腔体操と同様の働きを果たし、舌や口の周り、首などの嚥下に必要な筋肉のトレーニングにつながっており、笑うことによって嚥下機能の低下が抑制されると考えられます。 南綾瀬クリニック 03-5629-6631 綾瀬2-10-22 

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2017年8月 8日 (火)

薬物依存の要因

薬物依存の予測因子には虐待経験、いじめ被害、達成感の乏しさ、両親の不和離婚、自尊心の低さ、自傷行為、うつエピソード、親のアルコール乱用などがあるとされています。 薬物依存は多幸感を求めてなるのではなく、苦痛からの逃避を求めてなるものである。快感といった正の報酬ではなく、苦痛の緩和消失といった負の報酬が手放せないから依存するともされています。  1979年のラットパーク実験でAlexanderらは孤独やストレスといった環境が人を薬物依存にさせるという負の強化の仮説を立てています。 南綾瀬クリニック 足立区綾瀬2-10-22 電話03-5629-6631 土曜日曜診療 内科、消化器内科、小児科、診療時間=午前9時30分〜

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2017年7月 7日 (金)

かルシウムと骨折

BMJ2015 sep 29;351:h4580では食事性カルシウム摂取量は骨折リスクと関連せず、食物からのカルシウム摂取量の増加が骨折予防につながることを示す臨床試験のエビデンスは無いとしています。 またカルシウムサプリメントの骨折予防効果に関するエビデンスには一貫性が無いとしています。 足立区綾瀬2-10-22で内科・消化器内科・小児科の南綾瀬クリニック(03-5629-6631)。午前9時半~昼12時半(月、水〜日曜日)。消化器内視鏡センター、もの忘れ外来・頭痛外来、肝臓外来、超音波検査・X線検査・肺機能検査・一般採血 

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