QT延長症候群

心臓はナトリウムイオンやカルシウムイオンやカリウムイオンで電気信号を生み出し、収縮・拡張する臓器です。

その心臓の動きは心電図でQRSという波、それにつづくTという波が観察されます。

カリウムイオンがうまく排出されない場合、QRS波とT波の間隔QT時間が延長されます。

これがQT延長症候群とされています。

QT延長症候群では突然死をきたしやすいとされていますが、QT延長症候群だけで即治療開始にはなりません。

QT延長症候群は女性に多いのですが、その原因が性ホルモンにありそうであるとの研究報告がでました。

報告では男性ホルモンのテストステロンや女性ホルモンの高濃度エストロゲンやプロゲステロンを投与するとQT間隔が短くなり、女性ホルモンの低濃度エストロゲンを投与するとQT間隔が長くなるとのことです。

エストロゲンの濃度でQT間隔に差がでるのは微妙なところです。

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新型インフルエンザ情報090606

新型インフルエンザも数年たてば通常の季節性インフルエンザとなります。今回の新型インフルエンザも現時点では感染力は弱く長期的にも特別なものではありません。

過去のスペインインフルエンザ・香港インフルエンザも当初は免疫を持たない若年層の被害が多かったのですが、数年後になると高齢者に被害が多くなりました。高齢者の方が相対的に抵抗力が弱いせいです。

欧米で発熱外来をもうけている例は少ないのは、インフルエンザが発熱前から感染性を持っていたり、患者が発熱外来以外も受診することがあるからです。

インフルエンザ重症例ではウイルス性肺炎より細菌性肺炎や呼吸不全が多く見られます。これには抗菌療法の併用が効果的です。

インフルエンザの一次予防はうがい、手洗い、マスクです。不要不急の外出をさけ、人混みにはなるべき出ないことも必要です。

★大山クリニック★
葛飾区堀切1-41-9☆電話03-3692-1314☆
診療科目:内科/消化器科/循環器科/小児科/在宅医療/健康診断/夜間診療/土日診療
☆診察時間:午後2時半から午後5時半、午後6時半から午後9時半※火曜日・祝日は休診※
交通*京成本線堀切菖蒲園駅下車徒歩8分程度(駅の改札口に地図あり)
交通*平和橋通り京成バス堀切中学校前下車徒歩0分

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喘息治療

軽症間欠型(発作が時折であったり、好酸球増加が認められる時期)

・・・吸入ステロイド低容量かテオフィリン製剤かロイコトリエン受容体拮抗薬か抗アレルギー薬などを使います。

軽症持続型

・・・吸入ステロイド低容量を使用するのに加えて、テオフィリン製剤かロイコトリエン受容体拮抗薬か抗アレルギー薬かβ刺激薬などを使います。

中等症持続型

・・・吸入ステロイドを中容量にして、テオフィリン製剤、ロイコトリエン受容体拮抗薬、抗アレルギー薬、β刺激薬、Th2サイトカイン阻害薬などの併用も行ないます。

重症持続型

・・・吸入ステロイドを高容量にして、テオフィリン製剤、ロイコトリエン受容体拮抗薬、抗アレルギー薬、β刺激薬、Th2サイトカイン阻害薬などの併用に加えて、経口ステロイドも追加されます。

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新型インフルエンザ情報090520

メキシコからアメリカ・カナダ・スペイン・英国そして現時点では日本の関西を中心に感染拡大を続ける今回の新型インフルエンザA型。タイプはH1N1です。

現時点では判明していることは弱毒性のインフルエンザであるとのことで、治療に当たっては通年の季節性のインフルエンザと同程度の対処でいいようです。ただ、今回が世界で初めての流行のため感染拡大が問題になっています。

このH1N1の新型インフルエンザAは1930年頃から北米で流行している豚インフルエンザに、ユーラシア系統の豚インフルエンザ、更には鳥ウイルスとヒトH3N2香港型ウイルスの内部遺伝子が交雑してできています。

つまり4つのウイルス遺伝子の再集合体なのです。

弱毒性のため、治療は通常のインフルエンザ同様に抗ウイルス剤と対症療法になりますが、感染拡大防止の予防マスクや隔離を通常よりしっかりおこなう必要があります。

1918年のスペイン風邪では第一波の流行規模が比較的小さく、第二波が高い致死率をもって大流行しているので今回インフルエンザとは経過は異なるかもしれませんが今後の日本での感染拡大など要注意です。

メキシコで死者が多数出たのは、メキシコの混合診療が影響している可能性があります。メキシコでは混合診療のため公立病院では高齢者や子供が満足のいく治療を受けられず、お金のかかる私立病院で高水準の医療が提供されています。日本の国民皆保険制度、フリーアクセスの医療体制とは異なりますが、この日本の医療の良さの維持も今後の課題として財源投入など必要です。

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C型肝炎

C型慢性肝炎は自覚症状がほとんどありません。採血などの検査で肝障害が発見され、詳しく調べたらC型慢性肝炎であったという場合が多いです。C型慢性肝炎はほっておくと肝硬変や肝がんに進展していきます。

一般的にはC型慢性肝炎の7割近くはインターフェロン関連治療で治癒できるようになってきています。C型慢性肝炎は肝硬変に進行しないうちに治療するのが大切です。

現在、肝がんの8割はC型肝炎ウイルスが原因であるとされています。C型慢性肝炎→肝硬変→肝がんへ何年も経て移行していきます。

C型慢性肝炎ではウイルスの種類・ウイルスの量によって治療結果の予測が出来ます。ウイルスの種類がジェノタイプ1型でウイルスの量が多い場合は6割程度、インターフェロン関連治療でウイルスの排除が出来ます。ウイルスの量が少ない場合はウイルスの種類がジェノタイプ1、2でも9割程度、インターフェロン関連治療でウイルスの排除が出来ます。

インターフェロン関連療法の治療効果は治療終了後半年で血液検査から判断します。インターフェロン関連療法は通常、半年から1年行う場合が多いです。

インターフェロン関連治療では治療中、副作用・治療効果判定のために定期的に採血をします。インターフェロン関連治療では血液データでの異常以外にもインフルエンザ症状などの副作用が見られることがあります。

C型慢性肝炎が心配な方は消化器科・肝臓科での診察を受けてみましょう。

当院は日本肝臓学会認定肝臓専門医が診療を行います。また東京都指定の肝臓病治療施設です。

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アレルギーと喘息

スギ花粉症などの上気道疾患と気管支喘息などの下気道疾患は関係しているのであろうか?

関係しているとするのがone airway、one disease論。

研究報告でもアレルギー性鼻炎が先行する気管支喘息の症例がアレルギー性鼻炎と気管支喘息の合併例で多く認められるとの報告もある。

スギ花粉症患者のアンケートでは小児喘息の既往や喘息例がそれぞれ3割近くあり、そのうち喘息の発症前にアレルギー性鼻炎が存在していた場合が半数以上との報告もある。

一方でこのアンケートでは喘息が先行していてアレルギー性鼻炎になったのは3割程度であったとのことである。

難しい解釈ですが、関係あるのでしょうね。

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「風邪」ウイルスによる心筋炎

心筋炎は特殊なウイルスでおきるわけではありません。

日常遭遇するあらゆるウイルスが原因となりえます。実際に心筋炎で原因ウイルスが同定できる割合も5割以下です。

心筋炎をおこすウイルスが同定された場合、それがコクサッキーウイルス・アデノウイルス・エコーウイルスなどのいわゆる「風邪」ウイルスや腸管ウイルスであったり、中にはインフルエンザウイルスであったり、パルボウイルスであったりすることもあります。

心筋炎は急性型が5割を占めますが、その生存率は75%とされ、劇症型が4割を占めますが、その生存率は50%ともされておりあなどれません。

残りの1割は慢性型です。

心筋炎は然の心肺虚脱を来たす恐ろしい疾患でもありますが、「風邪」ウイルスも原因足りうるのは怖いものです。

でも風邪のすべてが心筋炎にはなりませんのでくれぐれも早とちりしないでください。

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GERDと呼吸器疾患0702

胸焼け症状を主とするGERD。

GERDでは酸の食道逆流が認められますが、更に上方の咽頭・気管に酸が逆流して喘息様症状をきたす場合があります。あるいは喘息での咳き込みで胃酸が逆流してくるのかもしれません。

喘息患者では7-8割に酸逆流と食道内のPH低値が認められ、喘息患者の4割にGERDが合併しているともされています。

普通の人でも食後4時間以内に横臥すると酸逆流症状が発生するとされています。

GERDは一般的にはあまり重篤でない疾患ですが、中には出血性食道円や食道潰瘍穿孔で死亡する場合もまれにありますのであなどれません。

一部の閉塞性睡眠時無呼吸では酸逆流が多いことも知られており、酸逆流の治療を行なうと閉塞性睡眠時無呼吸での夜間覚醒が軽減されるとの報告もあります。

酸逆流は食道・気管両方に悪影響を及ぼしているようです。

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インフルエンザによる休校

2009年1月10日時点でのインフルエンザによる公立学校の休校が6校以上の区は東京23区のうち、

江戸川区、葛飾区、足立区、江東区、千代田区、新宿区、板橋区、練馬区、杉並区、世田谷区、品川区の11区にものぼっています。

インフルエンザが流行していますので、マスク・うがい・手洗いなどの感染予防に気をつけましょう。

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鉄欠乏性貧血

鉄欠乏性貧血では鉄分の摂取が必要です。

どんな食品がいいのでしょう。

魚介類ではかき、しじみ、あさり、あわび、はまぐり、まぐろ、かつおなどに鉄分は多く含まれています。

野菜類では切干大根、そらまめ、えだまめ、しゅんぎく、たかな、ほうれんそう、スイートコーンなどに鉄分は多く含まれています。

肉類ではぶたや鶏の肝臓がいいでしょう。

ひじき、あおのり、ガシューナッツ、鶏の卵黄、ミルクチョコレート、豆乳、黒砂糖、ポップコーン、そばも鉄分は多いです。

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