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2005年10月 7日 (金)

胸焼け

胸焼けをきす病気としては逆流性食道炎があります。逆流性食道炎は最近では胃食道逆流症(GERD)とも言われだしています。まさに胃と食道で胃酸が逆流する病態です。

GERDは軽症のgradeABと重症のgradeCDに分けられますが、軽症GERDでは内視鏡所見がまったくない場合もあります。

内視鏡所見のないGERDは非びらん型GERD(NERD)とも言われ、食道の知覚過敏が原因とも考えられています。知覚過敏は歯肉や心臓でもありそうです。

重症GERDではbarrett食道やその先にある食道癌との関連も指摘されていましたが、GERDと食道癌にはあまり相関がないのではないかとの考えが最近では言われています。またGERDは軽症から必ずしも重症に移行するとは限らないようです。しかしまだはっきりとしていない面もあります。

いずれにしろ現在ではGRED・NERDに対してはPPIという胃酸を抑える薬での治療が一般的です。胸焼けをきたしたら、NERD・GERDも考えて、医療機関に相談しましょう。

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