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2005年10月27日 (木)

タクシー内の喫煙

東大大学院医学研究科と産業医大の共同研究報告で「乗客が車内でタバコをすったタクシーが窓を閉めている場合、浮遊粉塵濃度が基準値の12倍になる」とのこと。「後部座席の窓を5cm開けていたとしても基準値の9倍になる」とのことである。タクシーは公共交通機関。国民が利用するものであり、運転手のためにも環境基準が必要なのではないか?

職場・作業所環境では粉塵基準が定められているにもかかわらず、公共交通機関で粉塵基準が定められていないのではないか(受動喫煙防止の罰則なし義務のみ)?職場・作業所環境基準は職員の健康管理のため。公共交通機関環境基準も国民の健康管理のために環境基準設定の必要性があるような気がする。そうでなくても運転手の受動喫煙が防げない。クールビズ・ウオームビズ同様、あるいはそれ以上に重要な問題だと思うのだが厚生労働省はどう考えているのだろう。

共同研究報告ではタクシーは窓を閉めたままだと1時間以上たたないと元の状態に戻らないとのこと。後部座席の窓が5cm開いていても30分以上たたないと元に戻らないらしい。

飛行機は長時間密室空間でるにもかかわらず全面禁煙である。新幹線も長時間密室空間であるのにいまだに喫煙車両がある。喫煙車両の浮遊粉塵濃度はかなり悪そうである。やむを得ず喫煙車両に乗ってしまうひとの受動喫煙被害をJR・国土交通省はどう考えるのであろう。

国が積極的に禁煙運動をして、健康被害防止・医療費削減を目指すことは大変納得できるが、国会内・全委員会が全面禁煙でない(自民党内に喫煙派が多いため?)ようでは自ら身を正すのも難しいような気がする。国会議員から模範を示してもらいたい。

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