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2005年10月 3日 (月)

介護モデル

介護に至る原因は、「65歳以上の死亡原因と要介護原因」のブログでも書いたように第一位が脳血管疾患で26%です。この原因で介護に至る場合、「脳梗塞モデル」とされます。片麻痺などの脳梗塞状態が介護の原因にあるからです。第二位は高齢衰弱で17%、第三位は転倒・骨折で12%ですが、この両者が原因で介護に至る場合は「廃用症候群モデル」とされます。衰弱や転倒や骨折で体が動かない、筋肉が使われない状態で介護に至るからです。第四位の認知症11%が原因で介護にいたる場合には、「認知症モデル」とされます。これら3つの介護モデルでは、介護の方法・介護予防の方法も異なってきます。

「脳梗塞モデル」ではいわるゆるリハビリテーション的な機能訓練や筋力増強訓練が必要です。

「廃用症候群モデル」では栄養補給でのエネルギー補給と外出訓練やレクリエーションなどでの活力維持が重要になってきます。もちろん機能訓練や筋力増強訓練も重要です。

しかし「認知症モデル」ではまだ介護予防のエビデンスはあまり明らかになっていないのが現実です。回想法や音楽療法、芸術療法などの試みもなされてはいますがその効果は不確かです。アルツハイマー型の認知症では一部の保険医療薬の投薬が効果があるともされていますが、十分ではない場合の方が多いようです。今後の課題かと思われますがいかがでしょう。

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