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2005年11月20日 (日)

医療事故の防止

医療事故を科学的に分析し、安全策の提言を行うことを主眼とした「医療の質・安全学会」が医療界の大御所、高久史麿氏を発起人代表として発足される。

医療従事者・品質管理工学者・認知心理学者らを集めて幅広い視点からの研究を目指すそうだ。

安全を保つにはお金がかかることや治療・手技の標準化が質の向上には欠かせないことはすでに指摘されてはいる。お金がかかると言われながら医療費は削減しようとする、標準化が必要とされながらオリジナル技術を求めたりする。こうした矛盾に対して有効な提言を求めたい。

医療事故に関するリスクマネージャーを置くとしてもそのコストはどうするのか、医療事故の改善策が出されても多忙な医療従事者にはかえって混乱を招き事故を引き起こしかねない事態になったりと問題は根深い。

しかし医療事故のデータ集めとその解析は有効である。科学的根拠からはリスクマネージャーは置かないほうがいい結果が出るかもしれない。

Evidence Based Medicine(新EBM)とExperience Based Medicine(旧EBM)とのはざまで医療従事者は揺れるものです。

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