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2005年11月25日 (金)

介護予防における口腔機能向上

介護予防の3本柱の一つが口腔機能向上である。これまでは介護保険の居宅療養指導の歯科医師・歯科衛生士対応になっていたものを充実させようというものである。

居宅療養指導では栄養士によるものもあり、介護予防の栄養改善に相当するものであったのだが、口腔機能向上も同様に居宅療養指導で十分でなかったと思われているのだろうか?

現実的に口腔機能向上と栄養改善の指導は何度も継続させていくのは難しい。居宅療養指導で十分に行われてこなかったものが、介護予防と名前を変えただけで十分に行われるものとは思えない。

口腔機能向上は歯科医院等を中心に行われていくのであろうが、歯科医院には介護予防対象者はどれほどいるのだろうか?歯科医院が望むのは歯科治療を必要とする高齢者であろう。そのため訪問歯科が花盛りで需要を掘り起こしている。

また現在の介護は医療と必ずしも連携が取れているわけではない。介護事業者には介護予防対象者が数多くいるが、口腔ケアを実践していけるスキルをもった人材は必ずしも多くない。また人材を確保しても介護予防ではそれに見合う報酬を与えきれない。一方で介護予防が始まるので対応していかなければならないジレンマがある。

介護予防は名前だけの一人歩きになりはしないか?

実際には介護サービスを重症介護者だけにしぼるための口実なのではないか?

地域包括支援センターで介護予防を管轄するのは民間から行政にサービスを逆戻しさせ、あまり普及しない形骸化した介護予防を行うための方策なのだろうか?

介護予防で雄一、普及しそうなのは機能訓練くらいであろう。

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