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2005年12月31日 (土)

細川護貞氏

今日で2005年も終わり。今年10月3日には細川護貞氏が心不全で亡くなっている。葬儀は神道で行われたそうである。

心不全は高血圧や腎障害で心臓に過剰な血液がたまったり、心筋自身が収縮・拡張機能が不良になったり、心筋梗塞などで心機能が低下したりする場合に生じます。

細川護貞氏は、細川護煕元首相の父親。細川家17代当主。細川護煕氏の選挙出馬に際しては彼を「勘当」した。

戦前の近衛文麿内閣の首相秘書官を務めていた。その近衛文麿元首相はシベリア抑留中に青酸カリ自殺で亡くなっている。

その近衛文麿亡き後の戦後は細川家の家宝を所蔵する「永青文庫」管理に精を出した。

「細川日記」には開戦前から終戦までの政治の実像が書き残されている。

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2005年12月30日 (金)

サプリメント:アルファリポ酸

アルファリポ酸(αリポ酸)とクエン酸、ビタミンC、ビタミンB2などを加えた栄養補助食品です。αリポ酸は野菜や肉に含まれます。糖分の代謝を促進させます。妊婦は使用しないでください。

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2005年12月29日 (木)

アトピー性皮膚炎と漢方

アトピー性皮膚炎では皮膚に炎症があるためにかゆみと湿疹がでます。

かゆみで昼夜眠れないと心身の疲れも蓄積し、体力も消耗します。

環境の変化に伴う刺激やストレスなどでアトピーが悪化することもあります。ストレスとの付き合い方も大切です。

体本来の治癒力が落ちていると皮膚の機能も低下しアトピーが悪化することがあります。

アレルギーを起こす「食」の改善、炎症を誘発する油・肉の制限、運動、睡眠、排泄の改善など生活習慣を整えることも大切です。和食中心の方がいいでしょう。

通常はスキンケアに軟膏(ひどいときにはステロイド軟こう)を使ったり、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤を使いますが、補中益気湯などの漢方薬が補助効果があることもあります。小青竜湯も補助効果が期待できることがあります。

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2005年12月28日 (水)

サプリメント:グルタミン

グルタミンは遊離アミノ酸の一種で、グルタミン酸とアンモニアから合成される準必須アミノ酸です。ストレスや運動時に不足しがちになります。

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2005年12月27日 (火)

民主党の医療制度改革案

1・10年程度かけて職業毎の公的医療保険を100万人程度の地域型新保険に一元化する。

一元化は大変好ましいことで、5年程度をめどに行ってもらいたいものです。100万人程度の地域型保険では保険者機能が小さすぎます。道州制での地域保険制度が望ましいと思われます。

2・一元化までの経過措置として70歳以上の高齢者新保険を創設。市町村国保は広域化、政管健保は新公法人に移管する。

高齢者保険の導入は政府決定されましたが、その内容を市町村、政管健保にわける必要はありません。道州制で一括管理、道州毎の効率運営比較を行うべきです。道州制の方が保険者機能も充実し、むだな管理コストが少なくなります。

3・たばこ増税、がん検診の保険適応などがん対策を拡充。

たばご税は全額がん対策費用に充填すべきです。

4・就学前児童の医療費自己負担の無料化など少子化対策を重視。

当然でしょう。出産費用も全額保険給付をすべきです。

5・終末期患者の家族の「看護休暇制度」を創設。

看護・介護休暇両面が必要です。

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2005年12月26日 (月)

サプリメント:クレアチン

クレアチンはアルギニン、グリシン、メチオニンの3種のアミノ酸から合成され、筋肉の中に含まれています。筋肉が崩壊すると血中にでてきます。通常は肉を食べると補給できます。

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2005年12月25日 (日)

患者負担増の限界

1997年、2002年、2003年の医療制度改革で患者負担が増えてきたが総医療費は抑制されていない結果を内閣府が発表した。

当然である。病気で医療が必要なのに患者負担を増やしても、医療が必要な患者は減らない。患者負担増で不満が蓄積されていくだけである。

「患者自己負担増は一過性の医療費抑制効果しかない」ことは以前から言われている。

今回2005年の医療制度改革での患者負担増も患者の不満を増大させるだけである。医療費抑制効果はない。

一方で、患者負担増で医療費が払えない低所得層は医療機関にかからなくなり、病気発見が遅れ、医療費が逆に増大する危険は高まっている。

「低所得層の病気の罹病率の高さ」も以前から言われていることである。

全国民のフリーアクセスを重視した現在の医療制度の確保こそ、第一義である。

そもそも日本の医療費は国際的に見て高くない。これだけ高齢化社会が進行する中、よくやっている方である。GDPに占める割合も低く抑制されている。

国民医療費総額の伸び率も1975年の20.4%から2003年の1.9%と高齢化に反比例して縮小傾向にある。

厚生労働省の推計する2025年の医療費も1995年発表時は141兆円、2000年発表時は81兆円、2005年発表時は65兆円と下方修正ばかりされている。この下方修正ペースなら2025年の推計医療費は43兆円でもおかしくない。厚生労働省が狼少年のように思えるのは勘違いだろうか?

高齢者医療制度が作られれば、高齢化対策はその範囲内で考えればよくなるが、現行の世界に誇る国民皆保険制度の堅持と、保険者である国民保険、社会保険、共済の一本化で保険者機能の効率化の議論の方が重要である。

また病気の予防への重点、医療保険の道州制での効率化など他にすべきことがいっぱいある。

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2005年12月24日 (土)

サプリメント:グルコサミン・コラーゲン

グルコサミンは身体含有の粘性物質プロテオグリカンの構成物質。軟骨や腱によく認められます。コラーゲンは身体中のたんぱく質全体の半分以上を占め、軟骨や皮膚に多く認められ、美容成分と言われていますが・・・

クリスマスのプレゼントにどうでしょう。

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2005年12月23日 (金)

大病院受診の初診は紹介状がないと全額自費化に

厚生労働省が300床以上の大病院の初診料は紹介状がない場合に全額自費にする方針をだした。

現在も200床以上の病院では紹介状のない患者から特別料金を徴収できるが、4割程度しか実施されていない。

大病院への患者の集中を緩和させ、病診連携・病病連携を進めさせるねらいであろうが、そもそも特定機能病院や大病院は入院治療に重点をおき、外来を行わないスタイルの方が、その役割としてはまっとうと思われる。

公共性の高い大病院にはオープン化を徹底させ、外部の医師が自由に行き来でき、それぞれの医師の専門性を発揮させたほうが医療資源の効率運営になるような気がする。

大病院にはいろいろ問題もあります。

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2005年12月22日 (木)

サプリメント:セサミン

セサミンとはゴマに含まれるリグナン類のひとつです。抗酸化成分があり、ゴマの効用と考えていいでしょう。

話題のセサミンがお買い得!

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2005年12月21日 (水)

乾燥と病気予防

乾燥すると症状が悪化するのが、アトピーや乾燥肌・ドライアイやドライマウス・気管支炎など。

気管支炎では水泳や剣道など気管支の乾燥が少ないスポーツの方が他のスポーツよりいいともされています。

気管支炎で気道の過敏性が亢進していると運動誘発喘息を来たしやすいので準備運動をしっかり行って、数分以上体を軽く動かしてからスポーツを行った方がいいでしょう。

運動誘発喘息は運動をやめると数十分で軽快します。マラソン・サッカーなどは運動誘発喘息を起こしやすいので特に準備運動が大切です。

ドライアイやドライマウスでは乾燥が顕著に体に効いてきます。加湿器などで加湿するのが大切でしょう。

ドライマウスではガムやキャンデイーなどで唾液腺を刺激するのもいいです。マスクをして乾燥しないようにするのもこの時期、インフルエンザ予防にも効果的です。

ドライアイは乾燥以外にもテレビ・パソコンモニターを長時間見ることでもおきやすくなります。エアコンを直接顔に当てるのもよくありません。コンタクトレンズを使用していたりお年寄りではドライアイがおきやすいので特に要注意です。時折、瞬きを意識的にするのもいいでしょう。蒸しタオルを目の上にのせるのも効果的です。

アトピーで乾燥肌の場合は、専門治療が必要ですが、保湿剤や保湿スプレーで乾燥予防を心がけたり、シャワーで汗やほこりを除去するのも予防には効果的です。

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2005年12月20日 (火)

サプリメント:コエンザイムQ10

ご存知、[コエンザイムQ10(ビタミンQ)] は、脂溶性のビタミン様物質。健康ビタミンです。細胞内のミトコンドリアがエネルギーのATPを作るのに必要な成分です。

コエンザイムQ10

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2005年12月19日 (月)

禁煙と肥満

禁煙すると肥満になるのは誤解である。

喫煙で血管収縮などを起こし胃腸の血流が悪かったのが、喫煙で血行がよくなり、栄養吸収力が元に戻るだけである。また、口寂しいのもありつい食べてしまう。こういった状況で体重が増える。禁煙時には緑黄色野菜やキノコ、海藻類の摂取を増やして対処するのがいいでしょう。

女性は喫煙で寂しさを紛らわしている場合も時にはあります。喫煙で肌荒れや味覚を悪くしたり、肺がんや子宮ガンのリスクを高めることの方が寂しさを紛らわすよりいいのだろうか?

妊娠時の喫煙では子供にまで影響がでる。 禁煙する際には女性の場合、月経終了直後から行うのがいいようです。

禁煙でつらいのは最初の2週間。ニコチン依存にはニコチンパッチやニコチンガム。心理的依存には散歩やストレッチなどの気晴らしを。

禁煙で心身ともに健康へ。

お酒とタバコが気になる方に

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2005年12月18日 (日)

サプリメント:Lカルニチン

L-カルニチン(2つのアミノ酸(リジン・メチオニン)から構成された物質)を含む健康アミノ酸。脂肪からエネルギーを取り出すのに必要な成分です。

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2005年12月17日 (土)

銅デオライトマスクでの鳥インフルエンザ予防

帯広畜産大学と日清紡は共同開発で銅デオライトのマスクを開発した。

銅デオライト5-7%含有繊維に鳥インフルエンザウイルスを10分間接触させるとウイルスの99%が破壊されたという。

動物実験などはまだだが、通常のマスクだけで鳥インフルエンザ予防するよりも一層効果的になる可能性はある。

鳥インフルエンザ防御服への応用も期待されるので実用化を早めてもらいたいものです。

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2005年12月16日 (金)

仰木彬

野茂英雄・イチローを発掘、育て上げた名将、仰木彬さんが呼吸不全で亡くなられた。現役時代は西鉄の二塁手だったそうです。

呼吸不全は肺炎、肺疾患、肺癌、癌性リンパ管症などで来たされます。

肺がんからの呼吸不全であるならば、やはり禁煙で予防なさっていれば、もう少し長く、「仰木マジック」と言われたすばらしい采配をみられたのかもしれません。

しかし、9月に体調不良で監督を勇退したとのことであるから闘病生活の中での采配もあったようです。その野球魂にはすごさを感じます。「グラウンドで死ねたら本望や」の口癖を実践されていたのでしょう。

ご冥福をお祈りします。

スイーツ&フラワー特集

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サプリメント:アミノ酸

アミノ酸成分:グリシン・アルギニン・ヒスチジン・イソロイシン・ロイシン・リジン・メチオニン・フェルアラニン・トレオニン・チロシン・バリン含有。アミノ酸は蛋白質(筋肉のもと)になったり、神経伝達物質になったりします。

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2005年12月15日 (木)

口臭対策

口臭対策を原因から考えてみたい。

まず、歯周病・歯槽膿漏。歯茎からの出血などがあるとそれ自身でも口臭をきたしやすいが、舌が白く苔状になると舌苔から硫黄成分ガスが発生し口臭につながる。まず、ここを歯科でチェックしてもらうのが大切でしょう。

次に唾液分泌低下。ドライマウスとも言われていますが、睡眠不足やストレスで唾液が減ると口の中の汚れが落ちにくくなり、抗菌作用も減る。唾液の分泌低下をきたす病気もあります。内科医によく見てもらうのがいいでしょう。人工唾液で治療する場合もあります。

そして、糖尿病や喉や鼻や胃の病気で口臭を来たす場合もあります。これらの疾患は耳鼻咽喉科・消化器科での診察でチェックし治療します。

こうした診断・治療でまったく異常ない場合には本人の「思い込み」の場合もあります。

それでも気になるようなら、洗口剤で消毒・殺菌をしたり、砂糖入りチューインガムで口腔内を酸性にして唾液分泌を促したりしましょう。

歯間ブラシやフロスの使用も試みてください。

また、舌磨きも重要です。舌苔(舌のざらざら表面は正常です。あくまで白い苔状の部分のみ)を除去する程度に専用の舌ブラシでやさしくケアしてください。こすりすぎるとかえって傷ついて逆効果になります。

口臭測定器を置いている歯科医院もありますが、ストローを用いて鼻呼吸後にストロー反対側からほかの人ににおいをかいでもらってチェックしたり、口臭チェッカーもあります。

舌炎や味覚障害には亜鉛補給で効果が見られることがあります。

口臭

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2005年12月14日 (水)

サプリメント:プロテイン

蛋白質は体の構成要素。筋肉量の維持・増強に必要です。

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2005年12月13日 (火)

H5N1インフルエンザワクチン

ベトナムで発生した新型インフルエンザ(鳥→人)H5N1型の患者から分離したウイルスで試作ワクチンが年明けに始まる。臨床試験を行い来年秋には効果を確認して2006年末までに臨床試験データを集める予定とのことである。

それでも再来年までH5N1インフルエンザワクチンが製造承認されず、H5N1インフルエンザワクチンの接種できない。H5N1インフルエン大発生時にはこれでも通常より数年のワクチン開発期間短縮にあるとのことである。

今回のこの事前承認でH5N1インフルエンザ発生時には最短1年弱でH5N1インフルエンザワクチン製造が可能になる。

開発したH5N1インフルエンザワクチンは数十万人分を製造各社が保管しておくらしい。

ひとつ疑問なのは、なぜ事前承認後にワクチンを市場に出さないかである。

中国では4人目のH5N1インフルエンザ患者が発生している。H5N1インフルエンザワクチンを開発したら即、市場に出していくべきなのではないか。あらかじめH5N1インフルエンザワクチンを接種するしないは個人の判断なのではないか。

片手落ちのような気がしてならない。

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2005年12月12日 (月)

サプリメント:ビタミン

冬の健康管理にはビタミン補給も必要です。

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2005年12月11日 (日)

日本の平均在院日数

日本の医療で問題なのは平均在院日数である。対GDP医療費はOECD諸国内で低く抑えられているものの、平均在院日数は20.7日でOECD平均6.7日から程遠い。

ただ外国では手術後のナーシングホームなど回復施設が充実しているのに対して、日本では社会的入院抑制の介護施設が拡充されることに重点が置かれている。

長期入院の主要原因は社会的入院のため、介護施設への移行は正解ではある。

長期的入院のもうひとつの原因は回復施設不足なのだがこれに対した政策が不足している。

この2つの解消がなされれば日本の平均在院日数も短縮していくことであろう。

今年もあと20日。来年の手帳はどうしよう。

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2005年12月 9日 (金)

採血しない血糖値測定

米国シラキュース大学のカイキン教授らはレーザーを指先に当てて、毛細血管の血液のスペクトル信号を測定して血糖値を測定する機械を開発したとのことである。

以前にも同様の機械が開発された話はあったが、精度の問題がクリアできてなかった。今回も採血と比べた精度の問題があるだろうが、報告どうり精度もいいものであれば、血糖目的の採血が減り、採血の苦痛もなくなるので朗報である。はやく保険適応され医療機関にまで届いてほしいものです。

コレステロールなどの測定へも応用していきたいとのことであるから期待したいものです。

血糖値・コレステロールは生活習慣病の主要原因ですからね。

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2005年12月 7日 (水)

インドの医療ツアー

インドでは先進国の10分の1の費用で高度な治療が受けられるとのインド政府の認識で、「医療ビザ」を患者と付添い人に発給する計画があるらしい。

一定水準の病院を認定して医療ツアーを促進させたい考えだそうだ。

シンガポールも医療ハブを目指していると聞くが、医療の世界もグローバルになっていくのだろうか?

伝統医学を掲げる中国とインドの医療のありかたも変わってきているのかな。

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2005年12月 5日 (月)

医師・歯科医師の情報公開

厚生労働省のホームページで医師と歯科医師の実名と性別、医籍登録年月日、行政処分を受けている場合は処分内容を公開するらしい。

「命にかかわる仕事で公共性が高く公開すべきだ」との批判への対応であろうが、「命にかかわる情報」の公開としては殺人犯・性犯罪者の情報公開も必要であるものと思われる。米国は性犯罪者の情報公開で再発防止に役立てているらしい。議論はあろうが日本でも一考を要する。

医師の実名を公開する一方で、医師国家試験合格者発表については「本来、受験者が自分の合否さえ分かればいい」とのことから受験番号のみの公表にするらしい。整合性がなさそうだが・・・

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2005年12月 4日 (日)

医療制度改革

医療制度改革が話題になっているが、医療制度を考える際には今後の日本、少子高齢化を十分に考慮しなければならない。

医療には急性期疾患・慢性期疾患・難病などの分類がされるが、これまでの医療制度はWHOからお墨付きをもらっている優良医療制度であることも忘れてはいけない。

では少子高齢化・病気の種類(急性期疾患・慢性期疾患・難病)で医療制度をどう再構築させていくのか。

現在の方向性では高齢化に対しては介護保険・高齢者医療保険制度での対応を行おうとしている。介護保険には福祉分野も包み込み、高齢者医療保険制度では保険より税財源中心に医療補助的な要素を強めようとしている。高齢者・福祉対象者にも効率化の仕組みを導入しようというわけである。

この方向性では受けられる医療・介護・福祉は限定されたものになる危険がはらんでいる。また富豪層と貧困層での差も広がる。

少子に関しては改正医療保険でも一層の充実が盛り込まれているものの、実際には供給側の医療施設・医療従事者の不足がゆがめない。制度的な促進策が功をなしていないのである。医学部教育システムの面の方に問題があるのではないか。

急性期疾患・慢性期疾患・難病の病気別に関しては、急性期疾患は現在の医療保険制度が十分に機能している。慢性期疾患に関しては予防医療が重要だが現在の医療制度はその対応が十分でない。生活習慣の健全化を社会全体で進める必要性がある。難病に関しては道州制での疾病センター管理が効果的であろうが、医療制度は各県乱立状況で功を奏していない。

医療保険改革も重要だが、医療システム、特に道州制での疾病コントロールを重視した医療制度の構築が今後の日本には必要ではないか。医療の質と効率性には欠かせないシステムのような気がする。医療の質と安全には効率一辺倒では不可能な面もあり、特に安全にはコストがかかることは忘れてはいけない。

更には「白い巨塔」はなくなってきているものの、道州制での医療教育システムも考えてみてはどうだろう。「白い医学教育桃源郷?」ができるかもしれない。

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2005年12月 3日 (土)

医療保険と介護保険の道州制案

高齢者医療制度の創設、介護保険の改正と保険制度改革がなされつつあるが、いずれも市町村、県単位の改革に終始しそうである。

一方で介護保険は市町村単位で一部破綻しかけている市町村も見受けられ、高齢者医療制度も県単位でとどまりそうである。また政管健保・国保・共済の整合性もつかない。この整合性も道州制が解決に役立つのではないか。

保険制度改革は道州制でおこなうのはどうだろう。市町村単位より県単位の方が保険の機能ははたしやすい。市町村単位や県単位の経済格差も道州制の方が緩和され、さらに保険としての役割も広域化した方が一層はたしやすい。保険者はある程度の大きさが必要である。また国一括より道州毎の効率化比較もできる。

医療に関して言えば、がんセンターは県単位より道州制単位の方が専門性、集積性がいい。移植センターも県単位でなく道州制の方が機能しやすいし効率的である。難病センターもしかりである。一県一医学部で発足した大学病院も人口減少時代には二県一医学部、三県一医学部で十分になる可能性もある。道州毎に高度機能病院である大学病院間で役割分担をする方が資源の無駄遣いがなくなる。

介護に関して言えば、道州毎の地域特性に合わせた介護システムを構築できる。市町村、県毎の介護施設のばらつきを計画的に管理しやすい。都道府県の住民年齢構成や所得水準の違いも緩和され道州毎の知恵を比較検討できる。年齢調整と所得調整ができるのである。道州制毎の効率化のインセンテイブも働きやすいであろう。公平性もある程度保たれるのではないか。

国の機能も小さくして、県は合併させ、道州制の日本を医療・介護から始めてみてはどうだろうか。保険料率の格差も道州制の方が小さくなるはずである。患者・利用者の負担割合だけの議論はもう終わりにしてはどうだろうか。保険者機能の改革の方が重要でしょう。この議論の方が三位一体型の改革ではないでしょうか。

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2005年12月 2日 (金)

顔面移植

フランスで他人の顔面の移植に成功したそうである。

映画の世界のようだが、脳死となった人から犬にかまれて鼻と口の周囲を失った女性へ同じ部分を移植したとのこと。世界初の他人の顔の移植手術らしい。

本人の顔以外の皮膚から移植することでも足りそうなのだが、なぜ「別人」になる他人の顔の移植を行ったのか?

「美容上の問題とは別に、話したり食べたりする機能は通常の外科技術では取り戻し難いと判断した」とのコメントだが、クローン技術同様の倫理的な問題がからみそうである。

鼻と口の周囲の欠損の程度次第だが、骨格系の欠損は通常は人工骨などで対処するのが常套ではないか。大腿骨頭置換術などは普通に行われている。あえて他人の骨の移植は行わない。

顔面のパーツも人工骨の方が生体移植後の拒絶反応も少なく、リスクも少ないように思われる。医療技術・治療は倫理面の束縛を重視しないといけないように思えるのだがどうなのだろう。

再生医療の技術進歩の方がまされば事態は変わってくるかな?移植やクローンの技術は倫理的考察のないまま先走りしすぎるような気がします。

フェイス/オフの映画、スターウオーズのクローン戦争の映画など、こうした話は映画だけで十分なのだが・・・

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2005年12月 1日 (木)

従来型インフルエンザワクチン

従来型のインフルエンザワクチンは年内に接種する方がいい。

ワクチンの接種効果には半月ほどかかるのと従来型インフルエンザの流行シーズンが近づいてきているからである。

今年の従来型インフルエンザワクチンはA香港型、Aソ連型、B型上海株から作られている。毎年、前年のインフルエンザ流行からワクチンの種類をきめているため、毎年接種しなければいけないが、全国どこのワクチンも内容は一緒で、製造元が違うだけである。

高齢者・受験生・乳幼児にはインフルエンザワクチン接種を勧めたい。

ただし、ワクチン接種してもその効果は流行するインフルエンザ次第のため、3-7割程度の効果になる。ワクチンを接種しても絶対ではないのでご用心。

インフルエンザに実際にかかったら、抗ウイルス剤の投与を医療機関で行ってもらうことになるが、耐性ウイルスの出現も指摘されており、軽い症状の場合にはむしろ投与しない場合の方がいいこともある。また抗ウイルス剤の副作用報告もあり、抗ウイルス剤絶対主義にならないようにしてもらいたい。

インフルエンザの予防はワクチン以外にもある。簡単なことだが、マスク、手洗いやうがいの習慣も効果は高い。生活習慣病(高血圧・糖尿病・高脂血症など)が生活習慣によるものと同じです。

要は自己管理。

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