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2005年12月 3日 (土)

医療保険と介護保険の道州制案

高齢者医療制度の創設、介護保険の改正と保険制度改革がなされつつあるが、いずれも市町村、県単位の改革に終始しそうである。

一方で介護保険は市町村単位で一部破綻しかけている市町村も見受けられ、高齢者医療制度も県単位でとどまりそうである。また政管健保・国保・共済の整合性もつかない。この整合性も道州制が解決に役立つのではないか。

保険制度改革は道州制でおこなうのはどうだろう。市町村単位より県単位の方が保険の機能ははたしやすい。市町村単位や県単位の経済格差も道州制の方が緩和され、さらに保険としての役割も広域化した方が一層はたしやすい。保険者はある程度の大きさが必要である。また国一括より道州毎の効率化比較もできる。

医療に関して言えば、がんセンターは県単位より道州制単位の方が専門性、集積性がいい。移植センターも県単位でなく道州制の方が機能しやすいし効率的である。難病センターもしかりである。一県一医学部で発足した大学病院も人口減少時代には二県一医学部、三県一医学部で十分になる可能性もある。道州毎に高度機能病院である大学病院間で役割分担をする方が資源の無駄遣いがなくなる。

介護に関して言えば、道州毎の地域特性に合わせた介護システムを構築できる。市町村、県毎の介護施設のばらつきを計画的に管理しやすい。都道府県の住民年齢構成や所得水準の違いも緩和され道州毎の知恵を比較検討できる。年齢調整と所得調整ができるのである。道州制毎の効率化のインセンテイブも働きやすいであろう。公平性もある程度保たれるのではないか。

国の機能も小さくして、県は合併させ、道州制の日本を医療・介護から始めてみてはどうだろうか。保険料率の格差も道州制の方が小さくなるはずである。患者・利用者の負担割合だけの議論はもう終わりにしてはどうだろうか。保険者機能の改革の方が重要でしょう。この議論の方が三位一体型の改革ではないでしょうか。

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