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2006年5月31日 (水)

頭痛

頭痛には緊張性頭痛、群発性頭痛、偏頭痛があります。

緊張性頭痛は、かたよった姿勢やストレスなどで、首や肩の筋肉が収縮して血流が悪くなったりすることで起こります。こりをほぐすのが予防にもなります。頭痛薬で一時的な効果も期待できます。

群発性頭痛は、季節の変わり目などに集中して起こる頭痛で、目の周りや奥がズキズキと激しく痛みます。眼科的な疾患との鑑別も必要になります。アルコールが原因となる場合もあり、アルコールを控えることが予防にもなります。頭痛薬で症状は取れます。

偏頭痛は予兆や前兆を伴うことが多く、発作にはストレスや睡眠不足などの誘引がある場合もあり、誘引をさけることが予防になります。医療機関で偏頭痛専用薬をもらって治療をするのがいいでしょう。

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2006年5月29日 (月)

訪問看護師

訪問看護師の研修が進んでいないという。

研修以前に訪問看護師の絶対数も不足している。

絶対数が不足していれば、さらに研修がなされていなければ、その質は高くない場合が多い。

2004年10月時点で訪問看護ステーションは全国に5224ケ所あり、常勤換算で21936人の看護師がいることになってはいる。しかしこの常勤換算がくせものである。実際には問題のある訪問看護ステーションもある。

訪問看護ステーションで在宅ホスピスや神経難病の高度看護ケアを「十二分に」行える訪問看護師の数はすくない。

むしろ、訪問ヘルパーと業務内容のあまり変わらない訪問看護師の方が多い。訪問看護をしたくて看護師になったというより、病院勤務ができなくなって訪問看護師になった場合の方が多いのも問題である。

24時間対応の訪問看護ステーションの届出をしていても、現実的には対応不十分なところも多い。しっかりと対応できている訪問看護ステーションはごくわずかである。

絶対数不足と研修停滞と質的問題。

訪問看護ステーションも地域拠点化をはかって集約したほうがいいのかもしれない。

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2006年5月22日 (月)

健康補助食品批判

厚生労働省の健康補助食品手引きでは、がん治療に関しての科学的検証についてコメントを出している。

アガリクス(キノコ類)・・・子宮がんと卵巣がんで、抗がん剤の「副作用軽減」効果を認めた臨床試験が1件あるのみとのこと。

プロポリス(ミツバチ由来)・・・がんの治療効果やがん治療の副作用軽減効果は臨床試験で検証されていないとのこと。

AHCC(キノコ類)・・・肝臓癌での手術後の「再発予防や生存率延長効果」を認めた臨床試験が1件あるのみとのこと。

サメ軟骨・・・3件の臨床試験で有効性は明確には示されていない。

メシマコブ(キノコ類)・・・臨床試験はないが奨励報告がある。有効性が明確ではない。

いかに臨床試験の結果がないかが一目瞭然。

わらにもすがる気持ちはわからないでもないが、そこにつけこむ商売人もいることをお忘れなく。

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2006年5月17日 (水)

はしか

茨城県取手市の中学高校や茨城県牛久市の小学校や千葉県鎌ヶ谷市の高校で麻疹(はしか)が集団発生しだした。

茨城県では5月上旬で患者は64人に上り、千葉県でも24人が患者と確認されています。

麻疹では、発熱や発疹、肺炎や脳炎などの合併症を起こす場合もあり、患者1000人に1人の割合で死亡するとされます。

麻疹は、せきやくしゃみでうつりやすく、ワクチン未接種の人や麻疹にかかったことがない人はワクチンの接種をした方がよさそうです。

2006年4月からは公費負担では麻疹・風疹混合ワクチンに変更がされています。

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2006年5月15日 (月)

鳥インフルエンザの拡大

鳥インフルエンザの感染者が、ベトナム90人以上、インドネシア30人以上、タイ20人以上、中国・トルコ・エジプト10人以上と拡大している。

ベトナムでは感染者の半数近くが死亡、インドネシア・タイ・中国では半数以上が死亡している。

スペイン風邪では4000万人以上の人が死亡したが、今回はその教訓を生かしてもらいたいものである。

日本での発症防止には安易な危険地域への渡航防止、発症前にワクチンの早期開発、感染拡大防止に出入国管理の徹底が必要なのではないでしょうか?

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2006年5月 8日 (月)

下血と血便

肛門から血液が排出されるのが、広い意味での下血です。広い意味での下血はタール便とも言われる狭い意味での「下血」と粘血便とも言われる「血便」に分けられます。

コールタールのような「下血」は主に胃、十二指腸などの上部消化管からの出血がまず考えられます。赤い血液が胃酸で酸化されて黒くなるのです。

一方で便に赤い血液や粘液と血液が混ざった「血便」は横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸などの下部消化管からの出血が考えられます。

血便を来たす病気の第一は肛門(内外痔核、裂肛)です。

内痔核は肛門周囲の静脈が腫れた状態で痔の6070%を占めます。排便時に真っ赤な出血がでるのが典型的です。痛みはないのが普通です。軽度の内痔核は便通をよくするのが治療です。中等度の内痔核では薬物療法または凍結療法で治療します。脱肛になると手術を受けないと根治出来ません。

外痔核は出血はみられませんが、時に血マメ(血栓)を形成して激しい痛みと肛門周囲の腫れを生じる事があります。血栓は痛み止めの坐薬で治療すれば1週間位で楽になります。痛みが激しい場合は局所麻酔下で切開摘出すると早く楽になります。

血便は大腸ポリープでも生じます。ポリープには癌化が問題になる腺腫や炎症性のポリープがあります。ポリープからの出血は様々で、全く出血のみられないこともありますし明らかな血便のこともあります。また粘液と血液の混ざった粘血便のこともあります。大腸ポリープは大腸ファイバースコープによる切除術が必要になることもあります。

血便で気をつけなければいけないのは大腸癌です。食生活の欧米化に伴い、脂肪の摂取量が増加し食物繊維の摂取量の低下して近年日本人の大腸癌は増加の傾向にあります。大腸癌の約23は直腸およびS状結腸に発生します。大腸癌の初発症状は血便、便通異常、腸閉塞(腹痛)、腹部膨満、貧血、体重減少、腹部腫瘤などです。

血便は潰瘍性大腸炎でも認められます。粘血便や下痢が持続する慢性の病気で、直腸から連続性に結腸に向かって炎症が波及します。緩解と再燃を繰り返し慢性的に経過します。厚生省特定疾患潰瘍性大腸炎調査研究班による重症度分類の診断基準は①下痢(6回以上)②血便 ③発熱(375度以上)④頻脈(90/分以上)⑤貧血(Hb10gdl以下)⑥血沈(30mm以上)などの項目により重症、中等症、粗症に分類されます。さらにひどい場合は激症とよばれます。

血便はクローン病でもまれに認められます。特に痔痩をよく合併し肛門病変が初発症状で発見されることもあります。長期の内科的治療が主体ですが外科的手術が必要な場合もあります。

血便は感染性大腸炎(腸結核、アメーバ赤痢、細菌性赤痢、サルモネラ、腸炎ビブリオ、キャンピロバクター腸炎など)でも生じます。病原性大腸菌0157による腸炎も感染性腸炎です

血便は虚血性大腸炎でも生じますが、原因は動脈硬化などで大腸の血液の流れが悪くなって生じるとされています。突然の腹痛、血便、下痢などの症状を生じて発症します。安静、絶食、輸液などを行い経過を観察するだけで大部分の症例は治ります。

薬剤性大腸炎でも血便を認めますが、抗生物質、痛み止め、抗癌剤などのうち、もっとも多いのは抗生物質です。他の大腸炎と症状は同様で腹痛、下痢、下血がみられます。

血便をみたら必ず早い時期に専門病院を受診して下さい。痔疾患なら命に別状は来たしませんが、大腸癌なら放っておくと手遅れになります。自分は痔が悪いのだと決めつける、または恥ずかしいといって放置されるのが一番よくありません。やはり早期発見、早期治療が大切です。

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2006年5月 6日 (土)

老化の指標

老化に対してアンチエイジング(抗加齢)が話題である。

老化とは・・・

脳の老化がある。これには脳の刺激やDHAの摂取が好ましい。

筋肉の老化がある。これには筋肉を使って筋肉が萎縮していくのを防いだり食事で蛋白質を補う必要がある。

骨の老化もある。これにはカルシウムの摂取が一番。また日光を浴びて骨の生成を促進させる必要もあります。

血管の老化。動脈硬化を防ぐために塩分制限や脂肪制限。糖尿病予防の高カロリー制限も必要です。

肌の老化。一般にビタミン・ミネラルが必要とされています。

アンチエイジングも良好な生活習慣が必要です。

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2006年5月 4日 (木)

体にいい生活

体にいい生活は・・・

1・十分に睡眠をとる。

2・飲酒は少なく、週1~2回に。

3・定期的に運動をする。

4・魚や野菜をよく食べる。

5・食事は腹八分目にする。

6・ストレスを発散する。

7・趣味や生きがいを持つ。

8・水分を適度にとる。

9・よく笑う。

10・タバコはすわない。

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2006年5月 2日 (火)

基礎代謝量

人間の体は運動をしなくても基礎代謝がありカロリーを消費している。

男女とも12-15歳程度までは基礎代謝量は年々増えていく。

男子で1500-1600kcal、女子で1300-1400kcalが最大となる。

男性は最大基礎代謝量の後に40歳過ぎまで基礎代謝は維持されるが、女性は20代からでも基礎代謝は減少していく。

基礎代謝が減少していくのに運動などをしなければ・・・太っていく!

基礎代謝が減少していくのに食事量が変わらなければ・・・太っていく!

男性は中年時から、女性は20歳から食事と運動に関心を持たないと・・・

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