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2007年1月 8日 (月)

高齢者医療制度

75歳以上の高齢者医療制度が議論されている。

朝日新聞の2006年12月29日号の一面では厚生労働省が「定額制」の導入方針を決めたと報じている。

記事では「患者の受診機会の制限につながる可能性や医療機関がコストを下げようと必要な医療まで行なわなくなる危険もある」としている。

厚生労働省は介護保険での介護予防に対して定額制の導入を行なって費用削減を行なっているが、今回は医療保険にも同様の仕組みを考えているのであろう。

しかし、医療は命に直結する。

朝日新聞でも述べられているような患者の受診機会の制限や医療機関が必要な医療まで行なわなくなってもいいのであろうか。

この危険は大きい。

さらに記事では「患者が特定の慢性疾患の医療機関をあらかじめ選ぶ」としているが、このような厚生労働省の考えどうりに患者が動くとは思われない。

結局は患者のフリーアクセスの制限にもつながりかねない。みんなが自由に医療機関にかかれなくなってしまうのである。

厚生労働省は高齢者医療費が医療費全体の30%近くを占めているからと、それを削減することしか考えていないようにも感じる。

必要なコストをこれまでかけてきたから日本はWHOが認める医療水準の高い国であったのに、これでは将来は医療水準が下がる危険性が高くなる。

日本が長寿国ではない方がいいとでも考ええているのであろうか?

医療は必要なコストではないのだろうか。

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