« 医学部の学費と偏差値 | トップページ | 胸焼けの原因 »

2011年6月26日 (日)

日経記事:MR接待制限

日経の記事では武田薬品工業、アステラス製薬、エーザイなど製薬各社は2012年4月から医薬情報担当者(MR)による医師への接待に関する自主規制を強化し、飲食は1人当たり5000円を上限とし、ゴルフなどの遊興は原則禁止とする。

米国ではオバマ政権が製薬会社と医師の癒着をなくす政策を推し進めており、米ファイザーなどは数年前から日本でも過剰接待をやめている。日本の各社も自主規制の強化で対応 する。


MRの医師接待の新たな基準

接待の内容 1人当たりの上限金額
自社製品に関わる講演会後の立食パーティー 2万円
講演会、研究会などの出席者を慰労する飲食会 2万円
商談・打ち合わせを伴う飲食 5000円
製品説明会の弁当・茶菓 3000円
2次会 禁止
カラオケ 禁止
ゴルフ 禁止
観劇・スポーツ観戦 禁止

医師が接待や資金提供を受けた製薬会社から優先的に薬を買うと、患者が不利益を被ることになる。このため製薬会社の営業手法を規制する動きが世界的に強まっている。

日本では製薬業界の自主規制団体「医療用医薬品製造販売業公正取引協議会(医薬品公取協)」が、8月をめどに具体的な基準をまとめる。 医薬品公取協には225社が参加しており、新たな自主規制は医療用医薬品を販売するほぼすべての企業に適用される見通し。

各社は来年4月までにこれにのっとった社内基準を作る。違反した場合、業界の自主規制団体から処分を受ける。


医薬品公取協はこれまでも「華美過大な接待は好ましくない」としてきたが例外規定が多く、過剰な接待を続ける企業もあった。特にMRは多額の接待予算を持つことで知られて いる。 このため今年度中に設ける自主規制では、接待の金額や基準を明確にする。悪質な違反の場合は社名や内容が公表される。組織的だったり、度重なったりした場合は違約金や除名 などの処分を科す。

米国では製薬会社による医療機関や大学などへの資金提供について、製薬会社に内容の開示を求める改革も進んでいる。日本の製薬業界も2013年度までに同様の情報開示を実 施することを決めている。

|

« 医学部の学費と偏差値 | トップページ | 胸焼けの原因 »