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2012年2月22日 (水)

京都大学保健管理センターのうがいに関する調査

京都大学保健管理センターのうがいに関する387名の調査では、くじ引きで「水うがい群」「ヨード液うがい群」「特にうがいをしない群」の3群に割り付け、2ヶ月間にわたって割り付けられたうがい行動で風邪の発症を追跡した結果、発症率はうがいをしない群の1ヶ月あたり100人中26.4人に対して水うがい群は17.0人、ヨード液うがい群は23.6人であった。
多変量解析では、水うがいをした場合の発症確率はうがいをしない場合に比べて40%低下することになる。一方ヨード液うがいでは12%の低下にとどまり、統計学的にも意味のある抑制効果は認められなかったとされています。
水の乱流によってウィルスそのものか、埃の中にあってウィルスにかかりやすくするプロテアーゼという物質が洗い流されること、水道水に含まれる塩素が何らかの効果を発揮したことなどが考えられるとしています。
またヨード液でそれほど効果が出なかったことについては、ヨード液がのどに常在する細菌叢(そう)を壊して風邪ウィルスの侵入を許したり、のどの正常細胞を傷害したりする可能性が考えられるとしています。

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2012年2月19日 (日)

歯科医院

歯科医院数

2011年11月68514と減少傾向(コンビニ数44000の1.5倍)

2011年8月68547ピーク(過剰状態)

OECD内での歯科医師数は平均的

米国では矯正歯科・口臭予防のニーズ掘り起し

日本ではホワイトニング自費診療注力

歯科医療費

1996年以降2超5000億円程度で横ばい

歯科医療行為診療報酬低下継続傾向

歯科医院損益差額

2011年99万5千円程度と減少傾向

2009年120万円程度

私立歯科大学の半数以上は定員割れ

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2012年2月13日 (月)

妊娠と薬

妊娠時の薬
妊娠初期(0~15週)では薬剤の催奇形性が問題になるので薬剤投与は慎重になります。一方で最終月経から28日までは薬剤の影響はほとんどないともされています。

妊娠2ヶ月がもっとも問題とされ、妊娠3、4ヶ月では性分化への影響があるとされています。

妊娠中期(16週~)では胎児毒性が問題となります。胎児の臓器障害、羊水量の減少などが関係してきます。

妊娠末期(28週~)でも陣痛の抑制や促進に影響がでたりします。

抗てんかん薬・ワーファリン・スタチン製剤などの催奇形性、

NSAIDS・アミノグリコシド系やテトラサイクリン系の抗菌剤・ARB・抗甲状腺薬には胎児毒性があるともされています。

服薬中に妊娠したら内科の主治医と相談、妊娠中の服薬は産婦人科医との相談を徹底していきましょう。

抗菌剤ではセフェム・ペニシリン系が比較的安全とされてはいますが絶対ではありません。

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2012年2月 6日 (月)

砂糖悪玉説

米国の小児科医がNatureに糖尿病や心臓病の原因として肥満とともにこの50年で砂糖の消費量が3倍に増えたことを挙げ、過剰摂取による肝臓毒性や依存性はたばこや飲酒と共通していると発表した。

砂糖の製造業者に添加量を減らす動機づけがないとして、飲料水や菓子に添加される砂糖への課税や子供への販売制限を提案している。

デンマークでは飽和脂肪酸への課税が2011年から導入されている。

米国では50年で砂糖の消費量が3倍に増えている(2010年で一人当たり年間消費量は32kg)一方で、日本では1970年代に比べ砂糖の使用は3割減少しているが(2010年で一人当たり年間消費量は18kg)、肥満や糖尿病は増えている。

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2012年2月 4日 (土)

インフルエンザワクチンとうがい

インフルンザワクチンは肺や気管支の免疫力を高めて、肺炎などの重症化を抑える作用はあるが、主な感染経路となる喉や鼻などの粘膜には作用しないのでウイルスの侵入を防ぐのは難しい。

ウイルス侵入予防の外出後の手洗いは、せっけんと流水で15秒以上洗う。市販の速乾性アルコール消毒剤も、ウイルスを死滅させる力がある。

乾燥するとインフルエンザウイルスが活性化しやすいため、加湿器で適度な湿度を保つことも勧められる。うがいの効果も、インフルエンザウイルスを除去する効果はないが、喉の粘膜を潤して感染しにくくする利点がある。

インフルエンザ発症から最長1週間程度はウイルスが体内に残り、せきやくしゃみなどで排出するため、熱が下がっても2~3日間は外出を避け、静養する必要がある。

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2012年2月 2日 (木)

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