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2012年2月22日 (水)

京都大学保健管理センターのうがいに関する調査

京都大学保健管理センターのうがいに関する387名の調査では、くじ引きで「水うがい群」「ヨード液うがい群」「特にうがいをしない群」の3群に割り付け、2ヶ月間にわたって割り付けられたうがい行動で風邪の発症を追跡した結果、発症率はうがいをしない群の1ヶ月あたり100人中26.4人に対して水うがい群は17.0人、ヨード液うがい群は23.6人であった。
多変量解析では、水うがいをした場合の発症確率はうがいをしない場合に比べて40%低下することになる。一方ヨード液うがいでは12%の低下にとどまり、統計学的にも意味のある抑制効果は認められなかったとされています。
水の乱流によってウィルスそのものか、埃の中にあってウィルスにかかりやすくするプロテアーゼという物質が洗い流されること、水道水に含まれる塩素が何らかの効果を発揮したことなどが考えられるとしています。
またヨード液でそれほど効果が出なかったことについては、ヨード液がのどに常在する細菌叢(そう)を壊して風邪ウィルスの侵入を許したり、のどの正常細胞を傷害したりする可能性が考えられるとしています。

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