« 子供のゲーム依存度 | トップページ | 思春期の発達障害・・・ADD、アダルトチルドレン、うつ、その他の可能性 »

2013年8月 3日 (土)

依存症

1・物質に対する耐性形成。

2・離脱症状。
3・目的とするよりもよりも高用量、またより長期間、使用。
4・行為を中止または制限しようとする持続的な欲求または努力の不成功。
5・物質を得るために必要な活動、物質使用、その作用からの回復などに費やされる時間が大きい。
6・物質使用のために重要な社会的、職業的、娯楽的活動を放棄、減少させている。
7・精神的または身体的問題がその物質によって持続的または反復的に起こり、悪化しているらしいことを知っているにもかかわらず、物質使用を続ける。


精神依存・・・使用の抑制ができない。使用を中止すると、精神的離脱症状として強い不快感を持ち、該当物質を探すなどの行動がみられる。

身体依存・・・使用を中止すること痙攣などの身体的離脱症状(退薬症状、いわゆる禁断症状)が出現する。


依存症患者は、病的な「否認」を多用するため、しばしば『否認の病』とも言われる。また、家族などが依存症患者に、共依存している者も否認を行う。否認は、その対象によって以下のように分けられる場合がある。

第一の否認~「自分は大丈夫!」

依存による有害性を過小評価・歪曲して、自らの問題性を否認する。周囲の者が「第一の否認」をすることもある。

第二の否認~「やめさえすれば大丈夫!」

依存によって依存対象以外にも生じてしまった問題を否認することが、第二の否認と呼ばれる。周囲との人間関係や経済問題やその人の内面などに問題があることを否認する。周囲者が「第二の否認」をすることもある。


否認は病的防衛機制として病的利得を得るために(つまり、依存を続ける言い訳として)なされる。

依存症患者の特徴として衝動性や、近縁の心理特性である刺激追求が高い。

合法非合法問わず依存の形成された患者はその物質・行為を得る事のみに執着し、他の社会的責務を容易に放棄したり勉学意欲・勤労意欲などを喪失する。

結果として物質を得るための資金を入手するために犯罪行為を行ったり借金することをいとわなくなる。依存者は対象への欲求が高く、たとえ高額であっても入手しようとするため、結果需給バランスが崩れ価格も高水準へ流れやすい。

 

韓国のネットカフェで、オンラインゲームを72時間連続プレイ後死亡した青年の場合は、死因はは極度の疲労による心不全と推定されている。このほか、自殺やゲーム内でのトラブルによる他殺により死亡するケースも少なくない。

 

ゲーム依存症はゲームをしたい衝動のコントロールがきかなくなる症状。ギャンブル依存症に似たところがある。目に見える具体的な症状としては体重の急激な増減、衛生観念の欠乏、コミュニケーション能力の低下、睡眠障害などが出る。

 

日常的にテレビゲームをする人はしない人と比べて、焦燥感や抑うつ症状が出やすい傾向にある。社交能力の低下が見られる。集中力の低下、睡眠障害、焦燥感、理由もなく怒る、社会恐怖症などが出てきたら、何らかも影響が出ているサイン。

 

ゲームに対する強迫観念は、心理的な中毒(依存症)よりは、むしろ社会的圧力との関係が非常に大きい。ゲームの問題は、現在暮らしている社会が生み出した結果。治療されている若者の80%は学校でいじめに遭っており、自分は孤立していると感じている。患者の10%には薬物やアルコールの依存症状も見られる。本当の問題は、社会的な共同体のつながりが欠けていることで、この欠如が仮想空間によって補われており、しまいには取って代わられてしまう。


依存症は現実を逃避する逃げ道

|

« 子供のゲーム依存度 | トップページ | 思春期の発達障害・・・ADD、アダルトチルドレン、うつ、その他の可能性 »