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2013年10月 9日 (水)

医学部新設問題

医学部新設においては医師不足が問題ではなく、医師の偏在が問題であり、問題認識が間違っています。 医師の偏在は「地域」と「診療科」に渡るものであり、医学部新設では解決できません。医学部新設は法科大学院新設で弁護士増から弁護士就職難の二の舞になるのみです。そうでなくても医師数の増加は既に既存医学部の定員増加、地域枠増加で十二分に対応済みです。その定員増加効果も医学部教育6年、卒後教育2〜5年の状況ではまだ検証すら出来ていません。 それでも東北地方の医師不足をあくまで主張するなら、自治医大のような僻地医療特化の医学部を公設民営で行うことはまだ考慮できますが、このような特殊大学でも地域偏在解消の一助になる可能性はあっても、診療科偏在の解消にはなりません。 医学部新設は一部医療関連学校法人の医学部新設ロビー活動に踊らされているだけで、日本の医療体制を考えたものではありません。

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